保全活動

当社の保全活動は、“工程で品質をつくり込む”を合言葉に積極的に展開しています。
お客様目線での価値創造において最も重要なポイントの一つであると考えているからです。
部門・部署の枠に捉われることなく連携して取組み、情報や技術を共有し、活動の活性化を図っています。

活動方針

“自分たちの設備は
自分たちで守る”

スローガン

“工場のショールーム化”
“金型を世界一美しく取り扱う”

ベストコンディションを維持する

工程で品質をつくり込む為には、金型や設備などのコンディションを常に良好に保つ必要があります。そのための予防保全は不可欠。トラブルにつながるどんな小さな予兆でも見逃さないように、各種の点検基準を定め、コンディションを把握します。
そして、金型や設備が持つ最高のパフォーマンスを常に発揮させるようにしています。

もしもの時にも万全の備えを

どんなに前述の“予防保全”に注力しても、短時間で復旧できるレベルの停止(いわゆるチョコ停)や、生産の中断につながる想定外の故障が発生する場合があります。
そのような【もしも】に対して、できる限り迅速に復旧させるための備えも必要となります。
具体的には、トラブルシューティングやマニュアルなどの標準書類の整備や予備部品管理などです。

7S活動の推進

当社では、一般的な5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)に「セーフティ」「センス」の2つのSを加えた7S活動に取組んでいます。「セーフティ」つまり安全は、あらゆることに優先します。安全が確保されてこそ、良い仕事ができます。そして、これらの活動は、さまざまな知恵や工夫によって、わくわく楽しい職場づくりにつながるよう従業員の創造性発揮の意味を込めて「センス」を盛り込んでいます。

スキルアップ教育

保全活動は、従業員のスキルアップにも大きく関係しています。
日々の生産活動において金型や設備の操作だけで終わらずに、それらの構造や理論を学び、より高いレベルの保全方法を習得することによって、従業員の能力向上が図られます。
そのために各種勉強会が開かれ、能力向上の成果は人事評価にも反映されています。