私たちの仕事
身の周りにあふれる
“プレス加工”を支えています。
※PCで閲覧した場合、イラストにマウスを合わせると吹き出しが出ます。
※プレス加工品が使われているイラストにマウスを合わせると吹き出しがでます
“プレス加工”の仕組み
プレス加工とは、プレス機で材料に圧力を加えることで
取り付けた金型の形に変形させる加工方法です。
その変形が基に戻らない性質(塑性)を利用した塑性加工の一種です。
プレス加工には、抜き加工、曲げ加工、絞り加工、成型加工、圧縮加工(冷間鍛造を含む)の5つの加工法があり複雑な形状の製品も、この5つの加工法を組み合わせることで可能になります。
プレス加工は製品形状および寸法の大部分は金型で決まるため
一度金型が出来れば安定した生産を行うことができます。
世界のものづくりの現場で活躍
プレス成形には、単純な形状のものから複数の工程を経てつくられる
高度な加工製品までさまざまな用途に沿ってつくられます。
身近なものでは自動車もプレス成形によってつくられた部品がたくさん使用されています。
また、薄型テレビや冷蔵庫、エアコン、洗濯機などのボディや内蔵されている
コンプレッサーなどにもプレス成形が採用されています。
短納期・大量生産が可能なプレス加工の技術は
短いサイクルで豊富なデザインの製品を世に送り出し続けています。
【プレス成形のメリット】
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生産性の高さ
金型があれば半自動的に生産できるため他の加工法と比較すると生産性が高く製造コストを下げることができます。
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安定した品質
一度に大量生産することができるプレス加工は品質のバラツキが小さく安定したものづくりが可能です。
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加工精度の高さ
プレス成型技術の進歩で難しかったミクロン単位の精度が求められる製品の量産も可能になっています。
“プレス加工”でエコに貢献
世界は今、さまざまな環境問題を抱えています。
産業界では、企業活動のひとつとして環境保護に貢献することが求められています。
プレス成形は、省資源・省エネルギー型の生産手段といわれています。
私たちが使用しているお金(硬貨)もプレス成形の技術が採用され製造されたものなのです。
- 再生可能な
金属素材を
用いている - 生産工程で
スクラップが
少ししかでない - 省エネルギーで
大量生産が可能