座談会❷ 入社2年目
座談会

入社してから2年、実際に働きはじめてどんな変化があったのか。

5人の若手社員から今の冨士発條をのぞいてみよう!

  • 妹尾

    妹尾

    技術部 技術開発課

    現代システム科学域 マネジメント学類

  • 山下

    山下

    製造部

    生活科

  • 小林

    小林

    営業部

    経済学部 経済学科

  • 山本

    山本

    QM推進部

    先端化学技術過程

  • 松本

    松本

    技術部 技術開発課

    工学研究科 原子核工学専攻

1入社を決めたきっかけについて

  • 山本

    説明会で話を聞いたことがきっかけですね。研究職やものづくりに興味があって、説明会で社長自ら話に来ていて驚きました。元々バネ屋として起業して、携帯電話の電池缶に転換、自動車部品の到来を見越して投資。変革を繰り返しながらここまで成長してきたと聞いてすごい先見の明がある人だなって思いました。実際に会社見学に来てみると、会社全体からこれから大きくなっていこう!頑張っていこう!っていうのが見えたんです。ここだったら自分のやりがいにきっと繋がるなって思いました。松本君とかどう?

  • 松本

    きっかけはリクナビでメールをたまたま見つけたことやったけど、元々僕は専攻に限らずものづくり全般に探してて。なぜ専攻と違うかっていうと大学の専攻の研究内容があまり身近じゃなくて、ちょっと浮世離れしたって言うか。

  • 妹尾

    原子力系やったやんな?

  • 松本

    そう。一般的にみんなが想像してる様な原子力とまたちょっと違う、研究のための研究みたいな。それで就職の時には身近にありふれた物を作っている様な所がいいなと思って製造業で探してた。その中でも何かしらの強み、大きな視野を持ってる所がいいなと思って。

  • 山本

    その気持ちわかるなぁ。研究職だったらその研究が身近にどう反映されてるかって見えにくいからね。逆に製造業だと自分がつくったものがこの製品になるんだー!ってパッと見えてくるからモチベーションにも繋がる。

  • 松本

    そうそう!

  • 山本

    そういう専攻関係で言ったら妹尾さんは経済系の学部だったよね。ものづくりとか関係ないように思えるけどけど、きっかけは何だったの?

  • 妹尾

    学生時代からものづくりに携わる仕事がしたいと考えてたんよ。

    そこで冨士に入社を決めた決定打は経営理念の [自己実現]という言葉。自分の目的・理想の実現に向けて考動していくという考えが共感できた。私の性格も人に指示されて動くより自分で考えて考動したいタイプなので。

  • 山本

    お客様対応と言ったら小林君はそもそも営業希望で探してたん?

  • 小林

    営業希望じゃない。笑

    就活中は製造業っていう枠では全然考えてなくて、社風が良い所が良いなーって考えてた。説明会の時に誰もいない時間に着いて準備してる所を見てると、社長が2番目位に来たんよ。何か社長が動き良い会社っていうのが見えたし準備をしてる時のみんなの雰囲気もよくて、あーこの会社いいなーと思って、会社見学でも人事部長と色々話をする機会があって、すっごい細かいことに答えてくれたんで、ここだったら続けられるかなっと思って入った。

  • 山本

    まぁそんな感じでこっち4人は大卒や院卒後に就職したわけだけど、山下さんはすごいなって!僕らが大学行ってる頃の歳にもう働いてるからさー。働こうと思ったきっかけってなんだったの?

  • 山下

    私、全然大学とか考えてなくて。人ごみとかあまり好きじゃないんで、この但馬内で働きたいなーって。で、求人票で見つけて見学にきてみたら雰囲気も良くて自分に合ってるなと思って決めました。

  • 妹尾

    入社した時から自分がプレス機を扱うなんてイメージしてたん?

  • 山下

    や、全然!

  • 一同

  • 山下

    でも入ってから見学行って、何か自分に合ってる所に入ろうかなって思って。最初は検査かなって思ってたんですけど、何かちょっとプレスもやってみたいと思うようになって。

  • 松本

    そんな感じで入社してもう1年ちょっとだけどプレス実際にやってみてどんな感じ?

  • 山下

    はじめは、こんなこと言ったらあれだけど結構楽な仕事なんかなーと思ってたんですけど実際は力仕事もあって、最初は刻印を抜くことができなくて。

  • 妹尾

    え、今できるん?

  • 山下

    今は3台ある内の2台は出来るんですけど。もう1台が重くて出来なくて。

  • 山本

    “刻印抜く”がパッと俺には分からないんだけど。。。

  • 山下

    ある製品に成形されている機能部位の事を社内では刻印って呼んでる。その製品を作る順送金型の中に機能部位を成型する金型だけが取り外しできるようになってて、それが15~20キロくらい?ある。

  • 一同

    え~!!!すごいな~!

22年目に入りましたが、1年目と比べて成長した部分を教えてください。

  • 松本

    1年目から量産立ち上げの担当になって、それを引き続きやってます。もちろん先輩のサポートは付いた上で。2年目だからと言っていきなり1人ですべてをまかされるわけではないです。量産ってなると課内だけの話じゃないんで、他部署とのやり取りが多くなる。そこの部分は多少うまく回せるようにはなったかもしれないですね。

  • 妹尾

    山下さん後輩が出来たわけだけどどう?

  • 山下

    先輩に教えてもらってる時は、責任感とか全然無かったんですが、いざ、教えるってなったら責任感が全然違います。後、一人で出来る事が増えました。材料交換とか。妹尾さんは?

  • 妹尾

    成長した事と言えば、1年目から感じてた疑問点とか不明点を後輩にはあまり持たせたくないんで自分で調べて出来るだけ自分の理解度を高めた上で伝えていく事が自分の知識の成長にもなったかなって。小林君は?

  • 小林

    そっすね。俺にも直接の後輩が出来たっていう訳じゃないんですけど。後輩は呑み込みが早いからな~。腹立つ。笑

  • 一同

  • 小林

    1年目と2年目の変化と言えば、単純に求められる事が変わってきた。1年目の時は上司が出張付いてきてくれたりとか、難しい案件があれば率先して動いてくれたりとかあったけど、もうそういうのはなくなって、自分で考えて考動できるかっていう所が求められてきてる。僕はそこちょっと苦手なんですけど、指摘を貰いどういう考え方、モノの見方が足りていないかを教えてもらっています。

  • 妹尾

    山本君は?後輩入ってきたんだっけ?

  • 山本

    入ってきたよ。担当顧客は違うけど色々と相談してもらえるかな~。自分の成長って言えば考え方もそうだし、申請書とか作る処理のスピードも俄然上がった気がしますね。

    品質管理に対する考え方は、元々自分は大雑把な方で適当ですが、品質に対してはどこを見ないといけないとか、どこを気にしないといけないという考え方は大分身についてきたと思います。

3これからの目標は

  • 山本

    今、一番目標にしてるのは今ある仕組みをより良くして、不具合を未然に防止する様な業務にもっと腰を据えて取組んでいきたいですね。

  • 松本

    今あまり社内で作られていない少し違った形状の量産を見据えた試作品があって、立上げで動いています。まだ金型はないんですよ。そういうまだ無いものを一から自分で書き上げて作れるようになりたい。技術的な部分も含め完全に新規で、自分で1から金型を書ける様になることが目標です。山下さんは目標ありますか?

  • 山下

    今、私の部署のプレスしてる中で金型調整できる人が少ないので、取り敢えずは先の話になると思うんですが金型をさわれる、調整できるようになりたいなと思います。

  • 妹尾

    私も松本君と似てるんですけど、直近の目標としては組み立て技術、新規事業の成立・量産化。で、将来的な個人目標としては4年か5年後、営業課とか技術営業で技術的な知識を持ってお客様と関わる仕事がしたい。

  • 山下

    最強じゃないですか。技術にも精通してる営業って。

  • 妹尾

    営業の方はお客様の要望をそのまま技術に依頼してきて、技術者はもちろん要望に応えようと全力を尽くすけど、物理的に無謀な要望だという案件も正直存在しまして…。

  • 一同

    あー。笑

  • 小林

    取りたいんよ~!

  • 一同

  • 妹尾

    そこで、私は技術を学んだ上で、両者が納得する打開策の提案ができる営業になりたいと思ってます。

  • 松本

    目標に向かってに現状の知識を蓄積する。いいですね。ハードルが上がったところで小林君。

  • 山本

    じゃあ、小林君は3年後技術屋な。

  • 一同

  • 小林

    僕は直近で新規事業製品を取ってきたんでそれの立ち上げを今やっています。その製品っていうのがモーター部品の製品なんですけど、今松本君に作ってもらってます。笑

  • 松本

    作ってます。笑 新規立ち上げ製品と、他で同じ顧客担当という事で2こ1で絡んでます。

  • 小林

    同期なのもあって話しやすい。で、モーター部品ですが、まだ冨士で量産した事のない製品で今後そのお客さん向けで新しい種類の機種を取っていって、取り扱うモーター製品の種類を増やして、冨士の電池缶、電装部品に代わる主要品目にできたらなって思ってます。

4先輩・社内の雰囲気、同期の存在について

  • 山本

    色んな部署に同期が居てくれるからちょっとした相談とかが簡単にできるのがいい。例えば、僕が営業にこういう話があるんだけどって言ったら小林君がちょっと上長に確認してくれたりして。そうすると話をすごくスムーズ進めることができるんです。後は情報が色々入ってくるのがありがたいなーと思って。

  • 松本

    あとやっぱり先輩はすごく知識が豊富ですね。失敗経験もすごい豊富でこういう事しちゃ駄目だよっていうのも先輩から教えてもらえる。失敗の経験もちゃんとデータベース化しようって取組みも課の中で進められています。

  • 妹尾

    相談せな怒られます私は。もっと早よ言えとか。

  • 山本

    あーそうですね。そこはうちの良い社風なんかな~と思いますね。相談しやすいっていう。

  • 一同

    あ~。

  • 山下

    社風で言うと同期との関係もそうですよね、一緒にご飯行ったりすることあるんですけど、その時に久々に会って、溜まってたことを言えるんですっきりします。笑

  • 山本

    小林君すっきりしてるか?つらい事ないか?

  • 小林

    アルコールが流してくれます。

  • 一同

  • 山本

    名言やな。

  • 一同

5休みの日の過ごし方を教えてください

  • 山本

    僕、松本君の生態が気になって気になって!

  • 松本

    僕は歩くのが好きでハイキングが趣味で。山とか自然保護とか天気が良ければ毎週行ってますね。毎週遠出してます。

  • 妹尾

    遠出って何キロくらい?

  • 松本

    場所によるけど最低10kmはないと詰まらないなと思ってて、1日で1番多かったのが52kmとかあった。

  • 一同

    フルマラソン超えてるやん!すごいね~!笑

  • 山本

    結構、朝早く出て行きよるよな?同じ社宅なんで。前に夜更かしして、そろそろ寝よっかなと思ってた頃に、松本くんが出て行くのを見たんで。歩きに行っとんやなーと思って。

  • 松本

    そうそう。和田山6時発の電車に乗る為に。

  • 一同

  • 妹尾

    電車に乗って現地まで行ってそこからハイキングなんや?充実してるんやね~。

  • 松本

    そう。笑

  • 小林

    僕はたまに遠出してお酒飲みに行ってます。今まで行ったのは京都3回と大阪1回と、後は奈良も行きましたね。1人で…。

  • 山下

    一人でお酒?

  • 小林

    一人酒。飲み歩いて。

  • 一同

    かっこい~!笑

  • 小林

    山下さんは何してる?

  • 山下

    私、友達と遊んだり。あとは家でゴロゴロしてる。

  • 妹尾

    私は週末は実家の明石に帰ってて、友達と神戸とか大阪で遊んでます。

    神戸とかだとここから1時間ちょっとで行けるから意外と近い。笑

    山本くんは?

  • 山本

    寝てますね。

  • 一同

  • 山本

    気づいたら夕方の5時とか。そこからダーラダーラ。飲みながら掃除して洗濯物してとか。あと、今は技術部の先輩がやってる畑を一緒に手伝いに行ってるんで。まだまだ始まって2.3ヶ月くらいしか経ってないんですけど。野菜育てたり。時間が合えば同じ部署の先輩と釣り行ったり。田舎満喫してます。

  • 山下

    田舎の魅力ってなんかあります?笑

  • 山本

    自然が多いに尽きると思いますよ。キャンプもどこでもできるし。

  • 妹尾

    うちの部署も毎年キャンプやってます。皆さんお子さん連れてきてやってますよ。

  • 松本

    水も綺麗だし。案外田舎の人の方が「田舎なにもない」って、魅力に気づいてないんかもね。虫は大丈夫?怖くない?

  • 山本

    はい。全然。

  • 女性陣

    いや~!

  • 男性陣

    笑笑

6最後になりましたが、学生の方にメッセージをお願いします。

  • 山本

    うちの会社は大企業のような規模じゃない分、すごく色んな事に挑戦できる環境だと思います。さっきの話にもあったように、何かあれば相談して解決しようっていう社風が根付いているので、社会人になって1年目っていう色々不安を抱えている時期でも、仕事だけじゃなくプライベートでも相談できる会社です。

  • 松本

    え~。言いたい事言われちゃったな~。やっぱり相談しやすいって所は大きな特色かな~と思います。上司からも課長からも積極的に何かあっても無くても相談しに来てくれって。あと、1年目で何も分からなくてもその辺は周りの人が色々サポートしてくれし大事な案件の主担当を任せてもらえる事もあって。良い経験つめるし力も付くかな~と。そういう初めから色々任せてもらえる体制が整ってるんで、そういうのやってみたい人はこの会社良いんじゃないかなって思います。

  • 小林

    経営理念にあるように自己実現ができる会社だと思います。自分のやりたい事とか、分からない事は積極的に相談できる雰囲気だし、どうすれば実現できるかっていうのを進めて貰える会社だと思います。その中でお客様だったり、会社、地域社会っていう所でどんどん貢献していって貰えれば自分の経験にもなりますし。冨士発條は大企業ではないですけど、取引先が結構多くて、その中で自分のやりたい事にマッチするような案件が見つけられるんじゃないかなって思います。

  • 山下

    会社の雰囲気も良いし、相談事しても真剣に聞いてくれる、頼れる先輩が沢山いるんで安心して働けるんじゃないかなと思います。

  • 妹尾

    冨士が自分にとって1番良い会社になっている人もいれば、全然合ってないなって思う人もいて、そこの価値観って人それぞれだと思うんで、就職活動では自分であまり枠を設けずに色んな会社を見たらいいと思います。で、その中で、さっきみんなが言ってた様に、うちの会社は自分で考えて考動できるところが魅力だと思うんで、そこに自身の性格があってるな~って思う人は是非一緒に働きたいですね。就職活動中は自分の人生を決める大事な期間なので、一日一日を大切に過ごしてほしいです。他人ではなく自分と向き合いながら、ここだ!と思える会社に出会えるまで動いてみてください、応援しています!